ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

カテゴリ: フランクリン・グラハム/戦争


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 昨日、ノース・キャロライナにいる父ビリー・グラハムを訪問しました。


 父は97歳で、母が亡くなってから9年近くになりますが、今でも亡き妻~父にとってのバレンタイン~を言葉にできないほど慕っていることは確かです。


 二人が結婚してから、かれこれ64年もたつのですが!
 

 良い知らせが何かといえば、父は近い将来、天国で母と再開できることを楽しみにしているということです。


 天で永遠を過ごすという確信は、イエス・キリストに生涯を委ね、救い主として信じている人なら誰でも持つことができます。
 

 聖書はこう言っています。
 
私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのですピリピ3:20
 
 
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マルコ1214
先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方だと存じています。あなたは人の顔色を見ず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。
 
 
 この聖句の「人の顔色を見ず」という部分を原典で調べると、
 
「人(複数形)の顔(単数形)を覗き込むことなく」と書かれています。
 
 直訳すると、「何人かの人たちの、ひとつの顔だけを見ない」ということになります。
 
 言い換えると、イエス・キリストは、全員を公平に見るお方だったということです。
 
 
 セレブレーション・オブ・ラブに反対したの人のほとんどは、フランクリン・グラハムに批判的だからだと思います。
 
 しかし私たちは、「フランクリン・グラハム国際大会反対声明」を掲載している人たち(ほとんどが日本基督教団所属)が、どのような考えで彼を批判しているかをどれだけ知っているでしょうか?
 
 彼らの実態を知った上で、その意見に賛同しているのでしょうか?
 
 この記事では、聖書信仰の立場から、その人たちの実態について考えたいと思います。
 
 
反対派は反聖書信仰
 
 「フランクリン・グラハム国際大会反対声明を見ると、以下のような一節があります。
 
フランクリン・グラハム氏は父の創設したビリー・グラハム伝道協会を継ぎ、またキリスト教原理主義団体の会長も務めています。
 
 声明を出した人たちが、「キリスト教原理主義団体」という言葉を使っていることに着目してください。
 
 聖書を神の言葉として信じている人は、「キリスト教原理主義」(ファンダメンタリズム)という表現は使いません。これは反聖書信仰の人たちが使う表現です。

 以下にウィキペディアから引用します。
 
保守的福音派側からは、「ファンダメンタリストという名称ぐらい敵意に満ちた侮蔑的な差別用語は、おそらくキリスト教界には見当たらないのではなかろうか。」と言われている。おもにキリスト教会外のマスコミや、この立場の教派に対して思想的に批判的なキリスト教内での立場から保守的キリスト教を指して使用されることが多く、蔑称としての意味合いも強いので使用には注意が必要である。
 
日本基督教団においては、神社参拝をしないクリスチャンをファンダメンタリスト、その立場をファンダメンタリズムと呼んだ
 
                         (引用終わり、強調はダビデ)
 
 
 このように、グラハム招聘の反対者たちは、アンチ聖書信仰なのです。聖書を誤りなき神の言葉として信じる信仰を「キリスト教原理主義」と呼び、侮蔑している人たちです。
 
 実際、「フランクリン・グラハム国際大会反対声明」の掲載元(声明文の左上のリンク)を開いてみると、おおかな通信という市民運動の団体であることがわかります。
 
 つまりグラハム招聘に反対している日本基督教団の人たちは、市民運動の一環としてそれをやっているのです。
 
 フランクリン・グラハムが聖書を誤りなき神の言葉として信じていることが、反対理由の一つだということです。
 
 
●乗せられた
 
 福音主義であるはずの多くのクリスチャンが反聖書信仰の運動に乗せられ、彼らの手先のようになってグラハムやセレブレーション・オブ・ラブを批判したわけです。
 
 それを霊的に見た場合、誰に乗せられたのでしょうか?
 
 聖書の神でないことは明らかです。
 
 グラハムを非難している兄弟姉妹には、ぜひその点を考えていただきたいと思うのです。
 
 
●御言葉を愛そう
 
 神の言葉を愛していた詩篇の著者は、このように謳いました。
 
私は二心の者どもを憎みます。しかし、あなたのみおしえを愛します。・・・
今こそ主が事をなさる時です。彼らはあなたのおしえを破りました。
それゆえ、私は、金よりも、純金よりも、あなたの仰せを愛します。・・・
ご覧ください。どんなに私があなたの戒めを愛しているかを(詩篇119113127159
 
 
 私たちは御言葉を愛し、神の言葉として固く信じるべきです。リベラル主義者の意見に惑わされることがないよう、注意しましょう。
 
 
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 無神論者の一団が、合衆国政府を相手取って訴訟を起こそうとしています。紙幣に印刷されている「我らは神に信頼する」という文言を取り除けと言うのです。賢明な行動とは言えません。その人たちは、そんなことをしたら国や国民に何が起こるかわかっているのでしょうか。国民は、全能なる神とその守りの御手に対して何かをすることなど、まったく望んでいません。
 
 アイゼンハワー大統領はわかっていたに違いありません。その文言がはじめて硬貨に刻まれたのは、南北戦争の初期でした1956730日、アイゼンハワー大統領は、「我らは神に信頼する」という文言を正式にアメリカのモットーとすることを宣言し、法案に署名しました。その文言に優るものはありませんでした。
 
 ほんの一握りの人が(今回の場合は41名の無神論者ですが)、幾世代も一国の支えとなってきたものを変えてしまう、などということがあってよいものでしょうか?私はそれを望みません。聖書は言っています。「ある者はいくさ車を誇り、ある者は馬を誇る。しかし、私たちは私たちの神、主の御を誇ろう」と(詩篇207
 

フランクリン・グラハム
 
2016115日のFBより https://www.facebook.com/FranklinGraham/?fref=nf


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デイビッド・ボウイーは、今週亡くなる前にこう言いました。
 
「これからどこへ行くのかわからないが、約束しよう。そこは退屈なところじゃないさ。」
 
私は、自分の地上での人生が終わったとき、どこへ行くかわかっているので感謝です。
 
私は全能なる神の御前に行きます。
 
22歳のとき神に罪の赦しを乞い、神の御子イエスを信じる信仰をとおして救ってくださいとお願いしたからです。
 
もし神を信じて悔い改めるなら、神は誰にでも同じようにしてくださいます。
 
私たちのたましいが行き着くところは、天国か地獄のどちらかです。
 
私は、あなたが自分の行き着くところを、今日この日に、はっきりさせておくことをお勧めします。
 

フランクリン・グラハム 
 
2016114日のFBの投稿より https://www.facebook.com/FranklinGraham/
 
 
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 大なり小なり私たちの多くは、「私たちがイラク戦争に対して持っている印象」という眼鏡をとおして、フランクリン・グラハムを見ているのではないでしょうか。
 
 保守的な神学者であるグルーデムが正戦論に基づいてイラク戦争を評価した文献があるので、それを見てみましょう。
 
 
引用元:「聖書に基づいた政治」ウエイン・グルーデム著
 
 
イラクとアフガニスタンでの戦争P413P417
 
 先述した正戦論の基準に従うと、イラクとアフガニスタンでの戦争は、正当な戦争だったと私は思う。
 
1)これらの戦争は正当な理由で行われた。まずはじめに、アメリカはすでに911イスラム教テロリストの攻撃を受けていたし、それ以前にも受けていた。第二に、イラクとアフガニスタンでの戦争は、イスラム教テロの温床となっている地域に対する戦争であった。それゆえ二つの戦争の主たる根拠は、同様のテロ攻撃に対する国防であった。テロ攻撃は特定の国からのものではなく、様々な国々から支援を受けるテロリストの国際ネットワークによるものだからだ。タリバンとアルカイダはアフガニスタンを支配していて、そこを拠点としてテロ攻撃を実行していた。中東ではサダム・フセインが訓練用地の提供し、テロ行為への支援を繰り返していた。フセインは、イスラエルで自爆テロを実行したすべてのテロリストの家族に25,000ドルを支払っていたし、大量破壊兵器を開発し、おそらく所有もしていた。イラク戦争に関する正当な理由としては、サダムは1993年の第一湾岸戦争後、まったく降伏を認めていなかった。核兵器を所有していないことを証明する査察団の受け入れを、彼が拒否しつづけていたことがその理由である。
 
 イラク侵攻後、大量破壊兵器は発見されなかったが、アメリカと多くの西側諸国の情報機関は、フセインが生物化学兵器を所有していることを確信していた。(彼はそれを、イラク北部のクルド人に対して使用したことがあった。)また、フセインが核兵器を手に入れようとしていた実質的な証拠もあった。(イスラエルは198167日の時点で、サダム・オシラク原子炉を奇襲攻撃によって破壊していた。イスラエルは、サダムがその原子炉を使い、すぐにでも核兵器を開発できると確信していたからだ。)イギリスのBBC放送によると、イスラエル政府はその攻撃の理由を、次のように伝えている。「広島の原爆と同等の威力を持つと思われる原子爆弾を、その原子炉から得られるウラニウムあるいはプルトニウムを使って作ることが可能だった。イスラエル国民の生命の危険が急速に高まっていたのだ。」 
 
 これに加え、先述の情報機関の報告が正確であったことを信じるに足る理由がある。それは複数の信頼できる情報筋が、アメリカによる侵攻の直前、サダムが膨大な量の大量破壊兵器をシリアに移送したと報告しているからだ。20041月には、フランスの報道機関Agence France Pressが次のように報告した。
 
 国外追放されたシリアの反体制派の人物は、昨年の3月(20033月)のアメリカによるイラク侵攻の直前、イラクの生物化学兵器が秘密裏にシリアに持ち込まれたと繰り返し主張している。「イラクの生物化学兵器は、最初、ダマスカスの本部にある(シリア)大統領警備軍の倉庫に持ち込まれた」と、ニザー・ナヨウフがフランスの中東情報専門のインターネット・ニュースサイト「プロシェ・オリエント・インフォ」に語った。彼によると、移送計画は「サダム・フセインが、イラクに対するアメリカの行動計画に気づいた20032月から3月の間に」行なわれた。移送計画は、シリアのアサド大統領の警護隊長で、大統領に近いとされるゾウルヒムラ・シャリチ将軍の監督下で行なわれた。ナヨウフによると、この情報は「移送計画に加わった複数の軍の幹部」から得たものである。
 
 その後、イスラエルのアリエル・シャロン首相も、200212月に次の声明を発表した。「我々は、同じ趣旨の情報を得ている。我々は今、その情報を確認中である。」
 
 しかしこの戦争に、より大きな意義があった理由は、イラクにおける自由で民主的な政府の樹立という確信を、ブッシュ大統領と上下院両院の指導部が持っていたことである。それが実現すれば、アメリカを幾度となく攻撃したイスラム教テロに対して、長期的な解決策を生むことになるからだ。開かれた民主主義によって統治される国家は、他国をむやみに攻撃するために、戦争を起こすことはないからである。(中略)
 
 イラクでは現在、真の民主主義が機能しつつある。憲法制定会議の代表者選挙をはじめとして、20051015日には憲法認定選挙が行われ、その選挙では有権者の63%が投票し、賛成78%で憲法を可決した。さらにその後も成功を収めた選挙として挙げられるのは、20051215日に行われた国会議員選挙と、201037日の国会議員選挙である。(中略)
 
 私(グルーデム)が期待しているのは、このようなプロセスにより、イスラム教テロ撲滅に向けての長期的な希望がもたらされることだ。イスラム教国で民主主義が機能するようになれば、最終的にはテロリストの訓練施設や隠れ蓑となる場所が消滅するからである。
 
 それゆえイラク戦争は、イスラム教過激派テロからアメリカが国を守るため、必要かつ計画的な、極めて重要なステップであった。その点でイラク戦争は、正当な理由のもとで行われた戦争である。
 
2)イラク・アフガニスタン戦争は、議会によって承認されている大統領という適切な権威者によって宣戦布告されました。
 
3)アメリカ側は敵と比較して公正でした。アフガニスタンのタリバンとイラクのサダム・フセインが悪を増大させていたからです。
 
4)アメリカには正当な意図がありました。二つの国家を独裁の圧政から解放し、同時にアメリカに対するテロの脅威を除去するのが目的だったからです。
 
5)どちらの戦争も最終手段でした。他の交渉や外交努力が何年間も行なわれたしたが、両国に大きな変化はありませんでした。
 
6)アメリカには、大きな勝算がありました。
 
7)戦争がもたらした善の割合は、どちらの戦争においても多大でした。両国からのテロは、世界中に脅威をもたらしていましたし、両国の政府が交替することは、善に大きく貢献すると考えられたからです。事実、両国における結果の現れとして、民主主義が機能しています。合わせて6000万人近くの人々(イラクで2900万人、アフガニスタンで2800万人)が公式に極度の圧政下に置かれていましたが、現在は自由に暮らしています。これは素晴らしい結果です。
 
8)二つの戦争は、正しい精神によって遂行されました。戦争をしなければならかったことへの遺憾の意を持ちながらも、良き結果を確信する決意も持っていたからです。
                   
                                (引用終わり)
 
 
●おわりに
 
 フランクリン・グラハムのイラク戦争支持について、日本のキリスト教界は激しく攻撃していますが、批判する上での聖書的根拠は説明していません。
 
 グラハムの発言は戦争に関する聖書の教えと関連しており、批判するにおいても聖書に基づいてそうするべきです(使徒1711、第一テサロニケ5:21)。
 
 日本のキリスト教界において、戦争一般についての聖書的研究が進展することを願います。
 
 
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